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野からむしを織り込んだ布で座布団カバーつくり

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     夫の織った布が夫の部屋の押し入れの中に突っ込んであるのを発見。
     何にも利用しないで押し入れにしまっておくのも残念で その中の気に入った布で
     座布団カバーを作りました。手持ちの座布団の寸法は59cm×56cm。
     夫の布は着尺を織る機なので幅が40cmしかなく 
     柿渋染の帯芯を足して なんとか座布団カバー2枚とクッションカバー1枚作ることができました。
   
野からむしを織り込んだ布で座布団カバーつくり_b0249167_16403260.jpg
      経糸は30番双糸を草木染したもの、緯糸には野からむしを使っています。
     経糸が細かいので 機拵えは多分私が手伝ったものだろうと思います。

      昭和村では細かく裂いた繊維を繋いで1本の糸にしていますが、
      そんな技のできない夫は重ねながら織っています。ダイナミック(よく言えば)な荒布。
      黒っぽいところは木の皮等が残ったものを織り込んでアクセントにしたようです。

野からむしを織り込んだ布で座布団カバーつくり_b0249167_16404723.jpg
        これは27~8年前に 必死で採取した野からむしの繊維。 
        さてさて、こうした素材をため込んだまま後期高齢者となってしまいました。
        少しでも布に織りそして何かの用途に使いたい
                        …そんな思いでの座布団カバーつくりでした。

by junjun355 | 2021-06-17 17:24 | 染や織のある生活
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