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手紡ぎの綿でバスタオルを織る

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           30年前に収穫していた棉、今年は少しずつ糸になり
          ようやく機に掛けたのが1か月前。
          バスタオルにと横幅55センチ、縦120センチの布を3枚織りあげました。
          (横幅70センチぐらい欲しいのですが、私の織機は幅60センチまで)
          経糸は市販の細い綿糸を数本より合わせた作った糸。
          緯糸の手紡ぎの糸は綺麗にカードがかかっていなかったので
          ずいぶん太目の糸です。
          2枚は白の手紡ぎ糸だけで、3枚目は茶棉の手紡ぎ糸を入れて織りました。
手紡ぎの綿でバスタオルを織る_b0249167_10120626.jpg
          夏に原始機で布巾やタオルのようなものを織りましたが
          平織で糸も細かったのでフェイスタオルにしては頼りなげな感じがしました。
          今回経糸も緯糸も太目、さらにふっくら感を出すため
          綾織にしてみました。
手紡ぎの綿でバスタオルを織る_b0249167_10121036.jpg
                   (3枚目の織地)
         手紡ぎの糸の撚りが甘いので とてもふっくらした布が出来ました。
         縁の始末、ロックミシンがあればきれいにできるのでしょうね。
         ジグザクミシンをいろいろ試して何とか出来上がりです。

         ずいぶん前は 大きなものや細かいものを織ろうという気持ちが
         多かったように思います。

         今、ものを片付けなくてはならない歳になって
         手作りは生活に利用できるものを…という気持ちが大きくなってきました。
         棉を植え 紡ぎ 織り、日常生活で使い、いずれは大地に返す
         そんなものつくりを心掛けていきたいと思います。

by junjun355 | 2020-12-26 11:01 | 手織り
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